園の概要
- 創立
- 1951年9月26日(天使の園保育園創立。2007年4月1日経営移管により「生野こもれび保育園」に名称変更。)
- 経営主体
- 社会福祉法人 水と緑の地球と
- 所在地
- 〒544-0006 大阪市生野区中川東1-5-3
TEL : 06-6752-9668 / FAX : 06-6754-3621
- 認可定員111人 (利用定員90人)
- 0歳児 9人 (6人)
1歳児 18人 (12人)
2歳児 21人 (18人)
3歳児 21人 (18人)
4歳児 21人 (18人)
5歳児 21人 (18人)
周辺地図
園の沿革
誕生して70年以上経つ当園は当初、1951年9月26日カトリックの神父様によって「天使の園保育園」として開設されました。
当時生野区には、200名ほどの視聴覚障がい者がいらっしゃり、そのご家庭に少なくとも40名ほどの幼児がいました。障がいを持つ方々のお子さんを受け入れる全国で初の試みとなる特別保育施設でした。
子どもたちを迎えにいくため、当時としてはめずらしい、保育園のスクールバスの写真が残っています。
その後、神父様がご高齢となり、社会福祉法人イエス団に経営移管されました。
2007年4月1日、当法人に経営移管された際、「生野こもれび保育園」と名称を変更しました。
生野区はまた、日本人と在日・来日朝鮮韓国人が共に生きてきた歴史がありました。
様々な問題がある中で、広い視野を持ちたいと願い、「世界のこどもたち」という企画を運動会の午後のプログラムとして、地域の人たちを巻き込んで開催しました。
1980年代から2016年まで続いたこのイベントは、世界には色々な人たちが暮らしており、
それぞれ豊かな文化を持っている事を体験し、その国の方々と交流する良い機会となりました。
(下の記事は1986年11月2日の「Japan Times」の記事です)
(下の写真は2006年10月8日の「世界の子どもたち」の写真です)
1988年には、劣悪な居住条件の中で苦しんでいた就学生(日本語学校生)を支援する為、
当園の保育士が中心となり、全国へ呼びかけ、寮の建設準備会がたちあがりました。
この運動は、「世界の子どもたち」という年に一度の国際交流にとどまらず、
日常レベルの国際交流を目指したものでした。
1992年4月に第1号のアジアハウス海風寮が完成しました。
設立当初から現在に至るまで、皆さんに支えていただきながら、
地域の方々の必要性に応える試みをあきらめずに続けてきた保育園です。
現在は、新たな3事業実現に向け動き出しています。
1.日本語学校の設置・運営。
年々増加している外国人保護者に対し、母語対応ができることで、保護者に安心を提供すると共に、日本語を学ぶ場を提供します。
2.保育士養成施設の設立。
保育士が不足している中、保育士養成施設を設置します。学費負担を減らし、希望すれば誰でも 保育士資格を取得できる、国際化時代に対応できる保育士養成施設をとして、社会に貢献します。
3.子どもの居場所の設置。
今日、子どもが抱える問題は複雑化しています。保育園で対応できない課題を抱えた子どもたちに、少しでも寄り添える場をつく ります。食に興味がなく、極端に偏った食生活の中で慢性的な栄養失調状態にある多くの子ども達に少しでもバランスの良い食事
を提供するための子ども食堂の運営や、学習支援もしたいと考えています。
現在、これらの活動拠点となる建物の建設資金を得る為、全国の方々に向け、ご寄付をお願いしています。
<ご寄付先>郵便振替 社会福祉法人 水と緑の地球と
00930-4-213435